一般企業への就職が難しい方を対象とした仕事場です。生産活動に対する対価として「工賃」を受け取ることができます。

私たちはそれを脳機能障害のある方向けにアレンジしてご用意しました。

1. 身体障がいがあることを想定した作業

個別の自助具の活用
それぞれの麻痺の状態や作業内容に合わせて個別に設計されます。例えば、片手しか使えない利用者には、片手でも操作可能なツールや道具を作成したり、握力が弱い場合はグリップの改善を施した自助具を提供します。これにより、個々の身体的制約を考慮した道具が提供され、負担を軽減しながら作業を効率化しています。

作業工程の工夫と簡略化
作業工程そのものを見直し、片麻痺のある方でも負担が少ないように工程を簡略化する工夫がされています。例えば、片手での操作が難しい作業では、固定具を使用して物をしっかり固定できるようにする、あるいは両手が必要な作業を代替する道具を開発して、一人でも作業を進められるようにします。こうした工程の工夫は、自立性を高め、作業の効率化を促進します。

2. 脳機能障害のある方がお客様

弊社運営メディア&ショップ:カタマヒワークス の運営を行います。

脳機能障害のある方向けの商品はまだまだ少なく、症状が多彩であるが故に、探してもなかなか自分に合うものが見つかりません。そこで、障害のある人にしかわからない不便さを解消するアイテムを自社ネットショップで紹介し販売します。また、私たちが脳機能障害が原因で生活の中で感じる困りごとに対して、アイデアを出し合って製品を作ります。

3. 工賃は地域最高値クラス

週5日の就労で1日2,000円
条件を満たした利用者は、1日あたり最大2,000円の報酬を得ることができ、経済的な自立を支援しています。適度な作業量やペースで収入を得られることは大きなメリットです。

柔軟な働き方のご提供
リモートによる参加が可能であり、自宅にいながら仕事を続けることができます。また、月に1回のオフライン参加が設定されており、事業所での交流や実務経験も適度に得られます。これにより、通所が難しい方でも継続的に仕事に携われる柔軟な環境が整っています。